【アフタヌーン】 おおきく振りかぶって 第110回 「埼玉県大会 11」 感想 ~決定版~

「おおきく振りかぶって」「進撃の巨人」「ダイヤのA」「マギ」さらには「福本伸行作品」 そしてアフタヌーンと深夜アニメと野球漫画があればいい↑ 早い話ただのオタクというやつですね。

【アフタヌーン】 おおきく振りかぶって 第110回 「埼玉県大会 11」 感想 ~決定版~ 

 
やきうの時間だああああ!!!


おおきく振りかぶって 第110回 「埼玉県大会 11」(「埼玉県大会 8」?)
の感想、「決定版」です。

1.(前説)やきうの時間だあああ!!
2.おお振り 第110話 感想
3.バントとセイバーとマネーボールとおお振り


もちろんネタバレしますのでご注意くださいね。
なぜかマネーボールのネタバレもしちゃってますから
そこもご注意くださいね。


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1.前説:やきうの時間だああああ!


侍「野球の時間ですよみなさん!」
忍「球春到来、という奴ですね。春は好きですか」

侍「僕は花粉が飛ばない春が好きです」
忍「それいろいろとダメですよ。」
侍「前の土日で、大学の時の野球チームのOB戦なんつーのがあってね、
  行ってきましたよ。こういう時位しか野球をやることはなくなっちゃいましたけど、
  馬鹿侍のシーズンも始まりですよ。」

忍「昨シーズン登板なしの馬鹿侍さんがまさかの先発登板・・・
  入社以来増え続けた脂肪に別れを告げるべく1年5kgの減量を果たして挑む
  今シーズンの行方を占う登板ははたして・・・?」

侍「そこは言わんでよろしい。というかまだ大学時代まで体重を戻せていないし」
忍「でどうだったんですか。」
侍「先発して5回投げて2失点
  その後はセカンドに入って4回を守って
  打席では3打数1安打1四球」

忍「なんというか、コメントに困る数字ですねえ」



侍「何を言うか!
  特に1アウト満塁のピンチでクリーンナップを迎えた5回
  4、5番を8球でしのいだあのシーンは以後
  『馬鹿侍の8球』として語り継がれることになるレベルですよ。」

忍「ヒットとフォアボールで一人で勝手にピンチ作っといて何言ってんですか。
  ヒヤヒヤもんでしたよ。」



・「馬鹿侍の8球」 投球詳細

vs四番打者
1球目、シュート:ファール いきなりでかいあたりにヒヤリとする馬鹿侍
2球目、ストレート:ボール
3球目、ストレート:ボール
4球目、スライダー:バッタージャストミートするもレフトライナー!→1アウト満塁
いきなり持ってかれた!というあたりだが運良くレフトの正面をついて助かり。

vs五番打者
5球目、シンカー:ストライク
6球目、シンカー:ボール
7球目、シンカー:空振り
8球目、シンカー:空振り三振!→チェンジ



侍「どやっ」
忍「サインを出すキャッチャーもキャッチャーだけど
  首振らないどころか『俺もそう思ってたぜ』とばかりに投げる
  馬鹿侍さんも馬鹿侍さんですよね。。。。」

侍「ふっ
  シンカー、シンカー、シンカーと来たからもうさすがにシンカー
  は来ないという読みは まさに落とし穴っ・・・・!
  首まではまっている・・・・!
  ギャンブルの魔性にっ・・・!」

忍「ギャンブルじゃなくて野球です。
  これだから福本伸行フリークバッテリーは・・・・」




2.おお振り 第110回 「埼玉県大会 11」 感想

侍「決定版だあああああ!!
  やはり開幕版と言ったからには決定版という名の増量版も書かないとなあ
  パワプロ商法ですよパワプロ商法」

忍「『進撃』の決定版は一向に書く気配ないですよねあなた。」



侍「ところでさ、サブタイトルについて気になるんだけど。」
忍「今更なんですか?単調とか?」
侍「いや、『埼玉県大会 8』じゃなかったっけ・・・・・
  『11』って書いといてなんだけどさ。」

忍「うーん、先々月は『6』だったんですよね。
  どうやら先月から『7』が『10』になってたみたいなんですけど」


侍「いや、私ね。
  マンガ読むのも、ブログで感想書くのも好きだけど
  自分でとりあえず書きたいこと書いてから
  『ほかの方はどういう風な感想を持たれたのかな?』
  っていろんなところお邪魔するんですよ。これが楽しみなんだけど
  先月号のところで「埼玉県大会 10」って書いてあるサイト様が
  何個かあったんですよ。
  でもアフタヌーン実家においてきちゃったから
  調べらんなくってね。」

  
  
忍「まあそれはわかりますよ。
  で今月号見たら「11」だったと。」

侍「そうなんですよー。
  でも4月号は「6」だったし、先月号から急に飛んだのかなあ、と」

忍「ま、そのうちどうにかなるでしょう。」




侍「ずっこけた三橋からですね。
  気合が入りすぎたためか、いつもより踏み出し幅が広く
  というかもとに戻ってたみたいですね。」

忍「原因はわかったものの阿部もまだ心配そうですね。
  これって『ごっちゃ』にならないんですか?」

侍「あんまステップ幅がどうのこうのってのは聞かないですが
  あくまでも三橋の『もともと』のステップは7歩半ですから
  6歩半で投げるときには意識して投げているんでしょうね。
  
  ただ、マウンドにあがるときにその自分が足を着くところをならしたり
  (この場合のならすは三橋のいう『ならす』とは逆の意味)
  するんですけど、それをやっていなかったので踏み出しの目印がなかった
  ・・・・結果として無意識に元に戻ってたんでしょうね。」

  
(参考)自分の歩幅を数えてマウンドをならす田中投手
http://youtu.be/HsiX2IYX6XA?t=1m6s


侍「結局馬鹿侍のわかりづらい説明より実物を見たほうが何倍も早くそして
  わかりやすいというそういうわけです
  上の動画みたいなことをやっておくと、自分なりに目印を持って投げられるので
  ちゃんとやってれば阿部の危惧する『ごっちゃになる』
  ことはないかなー、と思うんですが
  回を追って疲労が出たときとかにどうなるか、そういうところも注目でしょうか」



侍「あ、歩幅を短くしたことによる効能の
  詳しいことは『ラストイニング』を読んでください」

忍(丸投げしやがった・・・)

侍「阿部と三橋ははたして意志疎通できているのかできていないのか。」

侍「『ウメボシ』って普通に使っている言葉ですけど
  あれ実は埼玉ローカルだったんですかね?
  ちょっと出身が違う(千葉とか東京とか)人だと通じなかったり
  したとか聞いたこともあるんですけど。」

忍「まあ『クレヨンしんちゃん』で認知度はかなーりあがりましたから
  今では埼玉ローカルだったかどうかすらわからないくらいには知れ渡りましたよね。
  てかその話題『おお振り』で最初にウメボシが出た時点でやるべきじゃないですか?」

侍「まあ細かいことはいいんですよ
  相変わらず意志疎通できてるかできてないのかよくわからんアベミハバッテリー
  ですが、しばらくはニヨニヨしながら眺めていられますね。」


  
・そして西浦の攻撃



忍「すぐさま栄口君のセーフティバントが炸裂!」
侍「これは間違いなく、ナイジャー・モーガンリスペクトですねえ
  モーガンリスペクトなら1塁側へのドラッグバントもやらなければ」


忍「栄口君は三星戦でもセーフティバントを試みていましたし、
  素養はあったのかもしれませんね。」


侍「そして続く水谷も送りバント!」
忍「こちらは最初っからバントをやる気の構えですね。」
侍「まあ変にヒッティングの構えからやるよりも、はじめっから正対していた
  方がいいですよね。水谷も己の力量をちゃんと理解して
  かっこつけずに構えていますね。」

忍「そして水谷をたたえるママンズは相変わらず
  阿部、花井の野球通組と三橋、水谷他の疎い組の皆さんの落差がいいですねw」



フィルダースチョイスとは
1.打者走者をアウトにする代わりに先の走者をアウトにしようとする「行為」
2.1の結果として先の走者も打者走者もアウトにできなかった際につく「記録」

↑以外にもあと2つほどケースはありますがめんどくさいので省略(こら

今回花井ママンが言っているのは1ですね。
こちらが本来の意味、、、、、らしいです。(実は私もどっちがとかそういうことは知らなかったり(汗))
なので、あくまで先の走者をアウトにしようとする行為そのものをフィルダースチョイスというのであり
結果としてアウトだったかセーフだったかではないんですね。

ただ、「記録」として「フィルダースチョイス」となるのは
その行為の結果セーフになってしまった(野手が判断ミスした)場合のみ。
野手の判断がよくアウトとなった場合には記録上はただの「ゴロ」になりますから。
なので「フィルダースチョイス」というと、今は「判断ミスによりオールセーフにしてしまった」
って方が認知されてたりしますよね。

また、勉強させていただいておきながらこんなことをいうのもなんですが、
今回の場合には、普通に「前の走者をアウトにする」とか「二塁に投げる」とか言っちゃうので
あえてあの場面で「フィルダースチョイス」という言葉を使う理由はないのかな?なんて思ったりします。
特に説明の相手が野球に疎い組の皆さんですしね。

という空気を読まない突込みをいれつつ。

忍「素直に勉強になりましたっていえばいいのにこいつは。」



侍「バントをずっと練習していたらしいですが、
  バント練習って一説には『球を見極める力』も付くとかって話もあるんですよね
  打てないなりにも一つ仕事ができるようになればそれは自信にもなりますし
  『ちゃんと球を見てない』水谷を鍛えるためにも
 
  ・・・しかし、バントねえ・・・?
  西浦はバント好きですねえ」



忍(やばい、バントはやばいぞ、また馬鹿侍の
  馬鹿の一つ覚え知ったかセイバー論議が始まってしまう)


侍「この俺の読んでいる前で
  バントの話題とは
  これはもうやるしかねえなあ!
  セイバー談義をよお!」


忍(遅かったか・・・・)

(注)後で書きます。


侍「その後キャッチャー同士の読み合いはこれまた見どころですね。
  やっぱり野球漫画はこうでないといけませんよ。」

忍「栄口君の偽走でのアシストも大きいですよね。
  相手の守備も落ち着いて『お前相手に走らねえよ』
  と捕手に伝えるなど、お互いの探り合いが楽しいですね。

  最後は吉成投手渾身の内角高めをジャストミート!!
  1点追加ですよ!」


侍「これは熱い展開ですね!
  怪我をしていた中でもじっくりとやっていたあの筋トレ
  はうそをつかないんですね。
  目的をもってやってきたからこその成果ですよ。」


忍「それにしても吉成投手は1年生チームの8番打者に
  あんないいあたりされてショックみたいですね。」

侍「しかし阿部は本来であれば上位を打つ打力を持っていますから
  そんなに気に病むことはないですよ
  って、千朶の選手はあんまり前情報は持ってなさそうですね。
  やっぱり下位でキャッチャーだとそういう評価なんでしょうか」


忍「桐青の時もそうでしたけど・・・・・
  あの時はまあ、前情報がほとんどなしで(春大も出てないし)
  第1打席準太のストレートで三球三振でしたからね
  『打てないタイプ』と言われてもしゃあなしなところもありましたかね。」


侍「野球シーンの充実もですが、
  前回の花井といい、今回の阿部といい、
  成長が見て取れるのが素晴らしいですね。

  って、1年の秋にこれってよく考えたら将来有望すぎますよ。」

忍「反面、田島がひょっとしたら少し伸び悩んだりして
  いろいろと悩むことが出て来るかもしれません。
  なんかいろんな意味で楽しみですよ。」



ところで、吉成君がいきなり右利き(左にグローブはめてる)になったりとか相変わらず
こまいところでやらかしはありますねw


3.バントとセイバーとマネーボールとおお振り

ええ、このアホなテンションが限界なので元に戻すとして(コラ

西浦がバントを多用するからつい書きたくなるじゃないですかー(言い訳
西浦はずーっと犠打にこだわりを見せていますよね。
1アウトにしても場合によっては2アウトにしても先に塁を進める。
まあそこに是非はあると思いますが

ええ、馬鹿の一つ覚えで行きますよ馬鹿侍。

さて、犠打という行為が話題になるとき、私がやたらと話題にしたがるのは
セイバーメトリクス。です。

アメリカ生まれの野球統計とでもいえばいいでしょうか。

と言ってもそれほど難しい話ではなく
勘と経験と印象と伝統で語られていた野球のいろんな記録を
「本当のところどうなんだろうね?」
と多くのデータをかき集めて、しっかりと統計を取ってみて
それをもとに
「本当に有用なデータとは何か」を客観的に分析したものですね。


乱暴に言うなら
「『こうなるはずだ』とか『これが定石』とか『長年の経験から』
 とか能書きグダグダ垂れてないで
 実際にどうなってるか結果見りゃええやん」

っていうことですかね。


そこであれこれ結果を突き付けられて見た結果
これまでの定石とは全く違う結果が浮き彫りになってきたのですね。


有名なところでは


1.一般的に「出塁率」は「打率」に比べてはるかに評価が低いが、
  得点とより関わりが深いのは「打率」よりも「出塁率」の方である
  なお、「長打率」はさらに得点とかかわりが深い

  →西浦でいえば沖君のようなタイプでしょうか。
   もっとも、今の沖は「打率の割には出塁率が高い」であって
   「出塁率が高い」わけではありません。
   ですから、セイバーメトリクスの観点から見ても沖君の評価は高くないんですよね・・・
   打率2割5分に対して出塁率4割越えとかであれば、
   「こいつ打率は低いけど、実はいい選手なんだぜ」ともいえるのですが。


2.バントは得点効率を下げて相手にアウトを献上するだけの行為であり
  どんどん打って行った方が得点期待値が高い

  →たぶんセイバーメトリクスの話になると一番出て来るネタだと思います。
   これについては後述。

3.盗塁も正直リスクの割に得点への貢献は高くなく
  それなりの成功率でしかないならばやらないほうがよい

  →送りバントと合わせてネタに出て来る奴ですね。
   送りバントほどには否定されていませんが、高確率で成功させることができない
   現実ではあまりお勧めされない戦略とされています。

もちろんこれらの結果には「前提条件」がありますから、
完全というわけではありませんが、興味深い結果であるのも事実です。(※)


(※)
前提としてあるのは
1.メジャーリーグでのデータである
2.リーグ戦を通してのデータである(初見の相手との一発勝負でのものではない)
3.少なくとも上に書かれていることは「異端」とされうる時代における数字である
 (今のように上の考え方も浸透している状態ではまた違う結果になるかも)
というところがあります。
たとえば、どのチームもバントも盗塁も一切しなくなったような状況になったとして同じ結果になるかは・・・・たぶんならないだろうな、ということですね。

もう少し補足するならば、
日本のプロ野球でも同じような傾向になっているようですが
強豪から弱小までそろい踏みのトーナメント一発勝負の高校野球で同じことがいえるかというと、さて??ということです。






そして、かつてメジャーリーグに
これらの当時としては異端となる考えをもとに弱小球団、貧乏球団でありながら
4年連続プレーオフ進出(うち2年連続100勝以上達成)を果たしたりするなどの快進撃を見せたチームがあります。

そのチームをモデルとして作られたのが・・・・・

「マネーボール~奇跡のチームをつくった男~」




マネー・ボール 奇跡のチームをつくった男マネー・ボール 奇跡のチームをつくった男
(2004/03/18)
マイケル・ルイス

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オススメやでえ

気付けばもう10年以上前の作品です。
「いやいやいまさらかよ」という声も多いかもしれません。

メジャーリーグの「オークランド・アスレチックス」を舞台にした
貧乏球団の快進撃を書いたノンフィクション小説で、ハリウッドで映画化もされています。

私は小説も読みましたし、映画も両方見ましたよ、何の因果か。

ちなみに多少の脚色はあれど実話です。(まあノンフィクションって銘打ってるからそうなんですけど)
作中でももっとも盛り上がるポイントでもある、
アリーグ新記録となる「伝説の20連勝」の20連勝目をサヨナラホームランで劇的に飾るあの展開も、実話です。

言ってしまえば、弱小球団の快進撃であり、
主人公が属するチームが弱小(ヤンキース等の資金力のあるチームに主力がFA移籍したりとか・・・)
というのはこの手の話のお約束ですが、


この作品の特徴は、
(もちろん育成にも独自の理論で取り組んではいくんですが)
基本的に「弱いままで勝っていく」というところにあります。


「弱いまま」というよりは、「評価が低いまま」というのが妥当でしょうか。
実際勝ち進んでいくわけですしね。

彼らが取り入れたのが先述の「セイバー・メトリクス」の考え方。
当時の世間一般の常識ではあまり重要視されていないけれども、実は重要なことに着目して


主に・・・・・

1.バントなんかやるだけ不利になるからどんどん打っていけ
2.盗塁も危険を冒してまでやる意味はない やっぱりどんどん打っていけ
3.打率が低いから悪いバッター?何言ってんだ長打率と出塁率が高い素晴らしいバッターじゃないか
4.初球から何も考えずにぶん回すのは申し訳ないがNG


などなどなどなど。

守備よりも攻撃を重視しているというのもありましたかね。


こうした当時からすれば「異端」ともいえる戦略で、
ヤンキースの1/3の資金力しかないチームで、
4年連続プレーオフ進出という偉業を達成したわけですよ。



そして当時は異端とされていたこれらの理論も
(一部は否定されつつも)今ではメジャーリーグにも浸透しつつあり・・・・・・


日本でもこれらを重視するチームがでてきたりしましたね。
いつかのヤクルトとか、ロッテとか、最近では日本ハムも??

ただ、同時にまだまだバント至上主義?的な考えも根強くあったりします。
個人的には終盤の1点を争う場面でのバントとかはまあケースバイケースなのかなと思うんですが

初回、様子見の段階であまり調子のよくない投手からフォアボールを選んで
まだまだ立ち直らないというときに
それなりに打てる二番打者が初球からバント
なんてーのを見るとどうも一言言いたくなったりしますw




「バントは日本人の免罪符である」
これは日本ハムを率いていたトレイ・ヒルマン監督の言葉でもあります。

ヒルマン監督も最初は得点効率を考えて序盤でのバントは極力排したのですが
選手が不安がってしまうために
「精神安定剤」的な意味でバントを許容するようになったのだとか。


1998年の我らが横浜ベイスターズも同様で
あの時も「マシンガン打線」と呼ばれた横浜打線はバントをほとんどすることなく(監督である権藤さんの方針)
日本一に輝いたのですが
その時ですら選手たちから「なんでバントをさせないのか バントさせろ」という要望が来たなんていう話もあります。


そういう精神的な面も、あるみたいですね




まあ話をおお振りに戻すとして。

西浦はバントをかなり戦術に組み込む方針でいます。
2アウトにしても三塁において田島勝負、とか。

一般にバントや盗塁などの「スモール・ベースボール」は
弱いチームが少ないチャンスをものにするためにやる戦略であると考えられてきたと思います

んが、

先のオークランド・アスレチックスの例を捕るならば
「弱いならば むしろどんどん打ってくべき」
なのかなと思います。


もちろんアスレチックスの「マネーボール」の時代と今ではだいぶ状況が違いますし
メジャーリーグと高校野球もやっぱり別物なので
どこまで当てはまるかはわかりませんけどね。

それに
バントの練習をするのは
・まともに打てない水谷、三橋に一つの役割を与えることでポジションを明確にしたり
 自信をつけさせたりする
・バント練習をすることで、球の見極めがきっちりできるようにする
などなどの効用がありそうですね。

セイバー的な面から言っても「打率が2割前半」とか「出塁率が2割半ばくらい」
とかだったら逆にバントさせた方がいいとかっていう結論になるかもしれませんしね。

賛否はあろうかと思いますが
水谷三橋バント方針、今のところはうまくいっているのではないかと思います。





そして西浦と真逆を行くのが何をかくそう、今の対戦相手である千朶
バントをほとんどしない攻撃的なスタイルが持ち味です。


この千朶の監督の方針なのかはわかりませんが
「弱小私立」の1つであった千朶を10年でここまでのチームに仕上げた一つのやり方として
あるいは、上で話したような方針があったのかもしれません。


だとするならば
この試合、注目すべきところはいろいろとありそうですね。



最後にこの「マネーボール」という作品について。

私自身も意外だと思っていたのですが
アメリカンメジャーリーグでも当初はこれらの理論に対する反発は強く、

「バントするなとか何言ってんだこいつ」
「野球ってのは数字じゃねえんだよ!俺には長年培った経験があるんだ!:」

なーんていう反論を喰らったりしていたらしいです。


今度は、こういう理論がいわゆる「強豪チーム」にも浸透しだしてしまい・・・・
強豪チームまで同じことをやりだすと、資金力ではるかに劣るアスレチックスはやっぱり劣勢に立たされてしまうようになってしまった、なんていうのがあります。
これは2000年代後半の話ですね。


まあ興味があれば小説を読むも、映画を見るも、ありかなあなんて思ったり。
最初はアメリカンなシビアでビジネスライクな戦略ゲームになるかと思ったんですが(事実そんな感じにはなってます)
後半はさりげなく泣ける人間ドラマとかも繰り広げられたりして意外(というと失礼ですが)にも胸熱な展開が待っていたりするんですよね。










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こんばんは!いつもコメントありがとうございます。

あんなに大きく曲げられたらいいなーと思いながら投げていますw(一回投げ方を試して大火傷したことありますw)

ルーズヴェルトゲームは私も「半沢」と一緒に原作を読んではまってしまいましたw
野球に対する普段とは違う見方ができるのも面白いですよね。
そして何気に泣けるのが・・・・w

ではではっ
[ 2014/05/05 22:28 ] [ 編集 ]
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多重トラバ、誤爆などは気づき次第、対処いたしますのでお気になさらずに。
一部ブログ様に反映されないこともあるようです・・・・


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プロフィール

馬鹿侍

Author:馬鹿侍
永遠の理系院生だと思っていましたが、気付いたら会社通いをしていました。というかもう4年目になってしもうた。
オタク、糜男子見習い(?)、ついでに野球人の馬鹿侍(♂)がアニメ感想とか漫画感想とかやらかしてます。

該当話に関するネタバレ、あらすじ紹介とかはありですのでご注意を。

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