アウト、後二つとってくるよ
おおきく振りかぶって ~夏の大会編~ 第10話 「5回裏、2対5」
の感想です。
第10話 「5回裏、2対5」
「首振り」サインが功を奏し、4番・和田を三振で抑えて5回表を終えた三橋。
三振がとれたのも、そんな自分に皆が優しい声をかけてくれるのも、全て阿部のリードが凄いからだと、三橋はますます阿部への信頼を募らせる。
阿部がモモカンと話しをしてるのに気付き、二人の話しを聞くために近づいていく三橋だったが…。
脚本:黒田洋介 / 演出:岩崎太郎 / 絵コンテ:大原実 / 作画監督:藤岡真紀 /
「うなずくだけ? 全部!?」モモカンに気づかれてしまいましたw
モモカンにしてはここまで気づかないってのは珍しい・・・のかな?
実際どうなんでしょう。
「言うとおり投げられるから!」
今週も三橋の阿部への依存が結構描かれてましたねえ。
三橋も三橋ですが、それでなぜか満足しちゃってる阿部も・・・ねえ
そこは違和感を感じなければいけないところですよ、阿部さん。
古田さんも言ってたじゃないですか
「首を振らない投手は成長しない」って二番手の鹿島。
速球派投手ですが、速球でぐいぐい押す反面コントロールはあまり定まらない様子。
乗っける前にたたいてしまいたいですね。
・今週も強気な泉君やはり泉はこうじゃないとな!
積極打法で塁に出て喜ぶさまがなんかいいですね。
・ワンナウト一三塁で花井に回せたら、100点実際にそのとおりにしてしまった田島さんパネッす。
一二塁間は、ある程度狙って打ったんでしょうかね。
その後の花井も犠牲フライでさらに2点。
徐々に追いつきつつありますが。。。さてどうする?
というところで倉田が見せたのは
「投手にいい気分にさせる」ということ。
倉田にしても、自分の思い通りの球を投げてこない鹿島に対してはいろいろといいたいことがあったと思います。
それをグッと抑えて、投手としての鹿島を一番うまく生かせる選択をしたのはいいですね。
直正ならもちろんもっといいフォローが入れられたと思いますが
倉田もなかなかの捕手っぷりを見せてくれています。
完全に阿部が主導権を握っていて、しかもそれで満足しちゃってるこのバッテリーにも変化がほしいところですね。
こんなところいたら
また腹ん中焼けるような思いで
何日も身動きできなくなるぞ和さん・・・・・
3年間ずっとうちこんできましたもんね。
残念ながら、私はここまで打ち込んだスポーツはないのですね。
そして倉田の
今日だけこいつらのために
がんばらせてくれ!それは極めて自分勝手な願い。
でも、それすらもどこか美しく書かれているのがすばらしい。
スクイズ来たら、体張ってでも止めるぞ!!
緊迫の場面ですね。
なんかBGMまで不穏になっちゃってますけど、恐れていたことが起こってしまいました。
それた沖の送球をとりにいき、倉田の上に変な具合で乗り上げてしまい・・・・
散々予想はさせていましたけれども
いざそれが来てしまうとね・・・・
人間は下にものがあると反射的にそれをまたいでしまうものです。
まあそれとは別に、腕の上よりは地面の上のほうが安定しますからね
とかしょうものあいことを言ってる場合じゃない。
点を防ぐために本来であれば立ってはいけない位置に立っていた阿部
この試合ではラフプレイはするまいと思っていた倉田
純粋に呂佳さんのサインにしたがって仕掛けたよりも
はるかに複雑で、やりきれないですね。
倉田も沖も、それぞれものすごい負い目に感じてしまいそうですね。
何よりも西浦は純粋に戦力として痛手がすごい。
西浦のメンバー・・・・特に内野陣は誰か一人がかけた時点で致命的ですね。
そんな中で、
エースとしての自覚を持ち始める三橋。
それが、依存しきっていた阿部の負傷退場をきっかけにしているのが・・・・やっぱり複雑ですね。
崩れそうなチームに、渇を
田島の元気のよい叫び
そして栄口の細やかな声かけ。
完全復活とは言わないまでも、しっかりとお互いをフォローすることができているわけで、
本当にこのチーム、いいなと
思わせられる瞬間です。
篠岡さん「誰も想像していなかった事態」
・・・・たぶん視聴者はほとんどわかってた気がしますw
そして
「『RICE』は米ではありません」
あらかじめ水谷の天然ボケを封じ込めるとは、この娘、やりおるなwRICEが何かは調べれば出てきます。
まあそこはいいですね。
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