俺は 田島と競う ぞ
細かい話をするならば、ここ、
少し三橋の真似っぽく言ってくれるとうれしかったかもしれません。
第5話 「野球やりたい」
みんなで繋げた6点目。喜びに湧く西浦ベンチだったが、しかし花井は4番の自分より、ケガをしている田島のほうが頼りにされるのかとショックを受けていた。
田島への対抗心と、4番として活躍しなければというプレッシャーから、打席に立つ花井は思うようなバッテイングが出来ない。
そんな自分に苛立つ花井は…。
展開はさらに速度を増しているんですけど
今週は少し要点を絞って描き切った印象ですね。
展開が速いってのは決して、丁寧には書かないってわけじゃないってのを改めて感じます。
今回焦点があたった、花井の苦悩から、ふっきりまでを軸に
それだけではなく周りにいる三橋や田島の貪欲さ
相手高校の思惑まで
・・・・まあ今日日の野球作品では完備しているのが普通なものなのかもしれないけれど・・・・やっぱほら、
いろんな人の奥が見られると楽しいじゃないですか。
とのっけからまとまらないことを書きつつ第5話です。
野球はしんどい、でもやっぱり「野球」やりたい!んですね。 ・花井 ザ・一人相撲
完全にグルングルンしてましたねw
「ノルマ」の2点目を入れることができなかった花井は
思わず三橋に大声で怒鳴ってしまいます。
モモカンもこういうところまで選手を見てるってのはすごいですよね。
毎回言ってるけど、彼女何者なんでしょう。
ただし、ふっと気を抜くと劣等感になったりとか、あまりよろしくない方向に進んでしまうので注意が必要です。
ど~でもいいといえばどうでもいいんだけど
市原が叫ぶときに声が高くなるのが、ちょっと好きです。
テンションのあがり方が出てて。・守備でも魅せる男
一方田島はなんかすごいことをやってのけます。
秋山というかイチローというか、そのジャンプキャッチはいろいろとそろってないと難しいところですよwあ、それときよえかわいry
たぶん「しつこいのでやめます」とかいってあと3回くらいは書く気がします。
・スクリュー連投!
阿部、沖、水谷は三者連続三振。
どんなにいい球でも、連投すれば球筋を覚えられそうですが、それくらいではびくともしないほどのスクリューです。
下位の選手たちにはちょっと荷が重いですね。
しかし、上位の選手たちならきっと捉えられる・・・!
すでに数に入ってない三橋が不憫ですが、
まあ彼は投げ専門なんでそこはね。
・三橋の作戦しかし、そんな彼も考えて野球をしています。
中学時代、「一人」だった三橋だから
今「一人じゃない」三橋だからこそわかること。市原は別に「一人」で野球をやっているわけではありませんが、投球は「一人」でやってます。
だからこそ三橋はその裏をつくことができると、。
そういう風に分析できたのは、
今のチームメイトたち、特に阿部の存在が大きいと思うんですが
肝心の阿部はガーガー言ってましたw
そして田島、栄口が送り、泉が敬遠で花井へ・・・・
「田島は誰と競うんだ?」
んっふっふ~
誰とでしょうね~
今週の送りバント後の田島の描写とかにもありましたけれども、彼は非常に「貪欲」ですね。
でも、そんな彼にもやはり競う相手がいたら、もっといいことなんだと思うんです。
モモカンはそこまで見越した上で、花井をたきつけているはず
まあ・・・・花井、苦労するぜ?w
吹っ切った花井は
パワプロでいう「チャンス1」が「チャンス5」になったくらいに落ち着きましたねw
花井からすると「落ち着いて集中できるようになった」わけで、おそらくこの試合でほとんどはじめて
市原のボールをしっかりと見極めたのですが、
そんなことを知る由もない市原はあっさり見送った花井を見て「手が出ない」と確信。こういうお互いの思惑のずれっていうのが
私がおおきく振りかぶってを見ていてひそかに好きなところなんです。
行動から相手の状態を見るしかない以上、
誰かの行動に対して
受け取り方は人それぞれあって当たり前で
その受け止め方のずれが、時に好転したり、逆に悪いほうにいったりして
さらには時にどっかもつれちゃったり・・・・そんな駆け引きが面白いじゃないですか
2打点じゃん!
これで最後にしてやろうな
モモカン指導の予想的中w
さすが田島だぜw
・夏が終わった人もいる
タイさんの最後の夏。
そこまで根をつめて部活をしてこなかった彼らにとって
本来なら、負け試合だってさらりと流せたはず。
場合によってはそれが引退試合だとしても
そうならないのは、西浦にこういう形で敗れてしまったからで
今回の敗戦で、埼玉の選手たちに残ったものは大きいはず!
悔しさは大きな力になりますよ。
かくいう私も、やっぱり似たような経験がありました。
と、勝ち進む西浦の影で、ひとつの話が終わり、かわりに新しいひとつの物語が始まろうとしているわけですが
変わった彼らと出会えるのは・・・・・いつかな?てかそもそももっかい出てくることあるのかな?
西浦と埼玉はともに埼玉南部地区なんで、(これは一応原作にしかないねたですが・・・・まあネタバレってもんでもないよね?)
新人戦(両校とも甲子園にいかない場合)とか秋季大会、春季大会の地区予選とかでぶつかる可能性はなくはないと思うのですがいずれにしてもそれはまた別の話ですね。
水を差すようなことを言えば
「決意はした」ものの、一ヶ月くらいたったら前と同じような感じになるってのもやっぱりよくあることです。
スタイルは人それぞれですから。
最後に原作信者から?ぶっちゃけ原作の話は別ブログにあげてるんで、今回も別でするつもりだったんですが、少し
1期に比べて2期は原作の消化スピードが早いです。
これは残念ながら2期が1クールで終わってしまうためで・・・・
となると当然出てくるのが
「淡々と進めてるな」という印象。
実を言うと先週まではそうだったんですよ。
でも今週はぜんぜん違いましたね。
テンポは相変わらずはやいんですけど
同時に展開に緩急がついて、その日のうちに書いておきたいことがビンビンに伝わってきます。
こりゃ本気で楽しいかもですな。
田島キャッチを見るとやっぱりあのシーンが頭にちらつきます。
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