音は響くんだよね!
ローマもヘルベチアも、おんなじに!ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第11話 「来訪者・燃ユル雪原」
の感想です。
第十一話『来訪者・燃ユル雪原』
脚本:吉野弘幸 絵コンテ:平川哲生 演出:平川哲生
作画監督:河合拓也・毛利志乃 舞・森 光恵
砦に届いたのは、東部国境の敵軍が移動を開始したという
不穏な噂。
カナタたちは不安に揺れながら、
それでも明るく日々を過ごしていました。
そんなある日、カナタとクレハは雪原で傷ついた一人の少女を見つけます。
しかしその少女の正体は、
敵国ローマの兵士だったのです ――!
正直これは買いだなあ~
敵国なんて話が出てくるとは大分展開が変わってきそうですね
・・・・てもう終わり間際でしょうがね~。
1クールアニメの終盤よろしく
急に急展開を持ってきましたけど
(もっともそういう展開になりそうな布石は随所に打ってありましたけど)
この作品に関しては、まとまるところにまとまるんじゃないか
という自分でもよくわからない無責任な安心感があります。
なんでだろ。
・リオのいない風景あまりにも自然に入っていくのが非常にうまい。
また、彼女が砦を去ったとしても彼女の魂は砦において生き続けている
そんな描写が随所になされているのはやはりなんとなくうれしいもの。
・ローマ兵の少女
最初ショタだと思ったのにっ・・・・!
どうでもいい?
敵と信じていたものを実際に見て、意識を改めるカナタ
あれかこれは
音楽は世界共通の言語だ!
的な展開なのか?とか真っ先に思いついたら、とりあえずそういう話は出てきましたw
まあこれはよくあるネタですからね。
保護した敵兵の少女をどうするか
忘れないでください隊長
私たちは兵隊なんです
すいません、私は最初っから忘れてました。ねえ、リオ・・・あなたならどうする?こんなときにリオがいたら・・・思わずそう思ってしまうほどに彼女の存在はおおきかった。
それを改めて思い知るシーンでした。
フェリシアさんにとっても、リオは常に頼りになる存在だったんだなと。
・ノエルと少女ノエルかっこいいよノエル
言葉がわからない相手に刃物を突き付けられているにもかかわらず
冷静にその形のよいおっぱいをむにゅっと。あなた、とてもいいおっぱいしてるわねまあわかっていたことではあるけれど
もう少しほかにしゃべり口はあるだろうw
そしてカマかけのためとはいえ
おそらく「いいおっぱい」というのはフェリシアの本心から出たんだろうと妄想します。つかあれだな、全部本心だな。
さて、
英語(聞く専門)と中国語(まさにかじり程度)しかわからない私ですが
なんとなく響きはドイツ語っぽいな
とこの上なくテキトーなことをぬかしてみます。イタリア語はもうちょっとまた、なんというか「ュ」「ョ」あたりが多めというか・・・うん、本当にイメージだけなんですがね。
どうでもいい?
・天使の化石ここで話がそこにつながりました。
終盤でもあるため、こうやってこれまで投げられていたものが拾い上げられていく様は見ていて楽しいですね。
あからさまでは決してない分、つながった時の感動も大きいというものです。
いやほんと。
・見えない死神なんと、ノエルがかかわっていたとはっ・・・・!
おそらく天才的なノエルの世紀の発明が、彼女の意図した用途とはまったく異なる使われ方をしてしまったのではないかな。
ノーベルのダイナマイト的な感じで。
そんな彼女だからこそ、今回はらしくない振る舞いをしていたんでしょうね。
贖罪、という背景があるから、彼女の献身がほほえましく、どこか痛々しく感じます。
そしてノエルにとってのトラウマ登場。
こういっちゃなんですが
この大佐、あっさり退場しそうな勢いな気がしますwへたすると、今週最後の銃声で撃たれてとか
まあ物語の中ではポジションが非常に限られているキャラだと思うので
それほどのふくらみは期待できんでしょうね。
・鳴るはずのない電話
あんなに必死にトイレを我慢して待っててもならなかったあの電話が
なってしまう時が来ました。
これは丁寧に描写されていたので、こういう日が来てしまうのは暗示されていましたね。
そしてノーマンズランドからわざわざ来るということは、迂回してきたということで・・・・
・次回は・・・
時にこれって12話なんですか?
13話なんですか?例によってよくわかってない馬鹿侍ですw
リオが最後に再び戻ってくるのか
それとも彼女たちが必死に止めるのか
作品の一つの書き方として、最終話を第1話につなげるってのはよくあると思うんですけど
となると、「炎の乙女」の伝説が再び、なんつう可能性もあるわけで
後味がいいものから悪いものまでいろいろと展開が妄想で来て楽しいですね。