礼ぐらい、言わせろよ・・・
君に届け 第20話 「プレゼント」
の感想です。
徹が婚約者・はるかを連れて帰った日の夜、誕生日プレゼントを持って龍のところに行った千鶴は、徹が来ることを隠そうとした龍の気遣いに腹を立てた。これに対し龍は、気など遣っておらず、こうなってホッとしている、これで千鶴が徹をあきらめられるから、と告げる。徹との恋が上手くいくことを心底願っていた千鶴は、龍の胸の内も知らず、叶わぬ恋だと思われバカにされたと思って怒りまくる。そして、持ってきたプレゼントを龍に投げつけ帰ってしまった。

【03/26予定】 君に届け Vol.4 DVD こういうアプローチの仕方もあるのか。
ある程度型が決まってしまったストーリー展開というのは
なんだかんだで進めていくのが難しいと思うのですが・・・・・
実のところ予想を裏切り、また予想を越えた出来に大満足であったのでありました。
少女マンガ原作だから、あるいは女性主人公視点だからか新鮮と感動が待っていたような。
さて~せつなさ炸裂の前回からの展開ですね。
・前半今回は少し音楽も自重気味で彼女たちの心理描写をじっくりと行動で描き込んであるのは見事ですね。
素直に言葉を紡げない龍や千鶴を見ていて
歯がゆさと、面白さと、今後のわくわく感を感じてしまうのは
一つ一つの所作が丁寧に描かれているからかな。
この微妙なすれ違い。
たまらんですね。
これで 千鶴が兄ちゃんをあきらめられるから・・・そんな言葉を出してしまう龍。
この辺がいかにもこの男らしいなと思ってしまいますね。
そんな龍を野球馬鹿野郎とののしる千鶴
「野球は今 関係ないだろう」
やばい
龍とシンクロしてもうたwこの辺の言葉足らずさが面白さにつながるわけですが・・・・
通信は通じたと信じること・・・・!
伝達は伝えたら達するのだ・・・・!
それ以上を望んではいけないっ・・・!
理解を望んではいけないっ・・・・!そういえば、カイジは今もやはりこのテーマをやってますね。
脇役ばっかだけど。
・今回のエピソードでもちゃっかり入ってきたイケメン
「吉田は大丈夫だ、きっと」
またそんなテキトーな、ではなくてこの男なりに細心の注意を払ってるんですね。
なんだかんだでさらりとフォローしてしまうのがいい男の法則です。
・後半ぶつかりたい時には思いっきりぶつかるがいいさ。
あたしは最初から失恋するためにトオルを好きになったわけじゃない!!龍に思わずぶち当たってしまう千鶴。
当然自己嫌悪に陥りますが、ここで爽子とあやねの出番です
今八つ当たりしないでいつ八つ当たりすんのよ~!もつべきものは友達ですね
こういうときに本当に「いてくれる」のが親友なんですね。
千鶴のためにあれこれ悩んだりしてくれた彼女たちの存在はきっと大きなものだったでしょう。
今回は「拗ねさせる」というのが彼女たちの大きなテーマであった今週
時にコミカルに描きつつも(ここが千鶴エピソードの面白いところですね)最後に泣かせるのがいいですね。
そして
やはりきっかけは龍から、というのも面白いですな。
・キミトドではいよいよ持ち前の芸人魂を発揮し始めたnmkwの姿がっ・・・!例のかぶり物まで付けてノリノリです。
これはいつも通り「裸王」になるのも時間の問題では?w
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