この勝負に命を賭けているのなら
お前の生命力の強さを見せてみろ!今回の次回予告は名作漫画「天牌」から。
今回は完全に麻雀未経験者おいてきぼりでしたね。そっち方面で勝負してもしょうがない気がしますが・・・・
咲-Saki- 第16話 「結託」
の感想です。
何回牌をツモっても手を進める事ができない咲と池田と加治木。その姿はまるで海の底に引きずり込まれて身動きが出来ない状態だった。
そんな中、天江衣だけが和了りつづける。これが、悪夢の始まりだった。 「海底摸月」という役がうまく使われていましたね。大分前に咲は牌譜まですべて作ってまじめにやっている
と伺ったのですが
正直こういう麻雀じゃ牌譜作ってるなんてのはただの自己満足なんだと思うんですよ。
(それでいいともまた思います。実際ちゃんと捨て牌いちいち見返したら結構面白いネタやら打ち筋もも埋まってそうですし)
だからそんなところは正直どうでもよくって
とんでもだろうが萌えだろうが本格だろうが作品として面白ければそれでいいのです。
小細工をはなから気付かせるつもりで書くとそれは鼻につきますので
遊び心はさりげなく、がよかですね。
で、話を衣の海底に戻しますが
咲のリンシャンに文句タラタラだったのは、
麻雀という「勝負」をしていながらも、基本的には自分一人で勝手にやってるという感じなのが気になったからで
(こういう咲のスタイルは今回の闘牌においてもなんとなく出ていて、ちょっと面白かったですね)まあ実際勝手に一人海底であがる衣も似たようなもんなんですけど
海底はリンシャンと違って
・いつ「それ」が起こるかが分かっている
・他の三者が最後まであがれない必要があるというポイントがあります。
この二つを使って
得も言われぬ不気味な雰囲気で手は遅々と進まず
デッドラインだけがじわじわと近付いてくる
といった衣の異様な不気味さがうまく出せていたのではないでしょうか。
そんじゃ話を追っていきましょうかね。
さっきは槍槓されたけど
今度は暗槓だから大丈夫だよねとにかく槓がしたいんですね咲ちゃんw
カンには3つやり方がありますが
今回のように自分で4枚そろえてカンするのを暗槓と言いますです。
この場合、前回のように槍槓されるということは基本的にないのですが・・・・
しかしそのとき
咲に電流走るっ・・・・!ふと加治木先輩を見れば、その不自然な捨牌から湧き上がるとある役満
国士無双!
唯一暗槓に対して槍槓を決められる手です。
ゆみ先輩には咲が次に取る行動などお見通しだっ・・・・!
自分を曲げてしまう咲・・・・
あそこでカンをしておけば加治木先輩のあがり目を完全に潰せたわけですが
さっきの槍槓のプレッシャーがあるためにそれができませんでした。
「槍槓なんて狙って出せるもんじゃないのに」
このアニメでそれを言うかw
しかしここでブラフだったらなお面白い、
と思ったのは麻雀漫画に毒されすぎな馬鹿侍の発想ですw
聴牌だったのを見せられるのと
加治木を恐れて回したのに、加治木の手がバラバラだったことがわかるのと
どっちが咲にとってはダメージでしょうね?
咲「私だってちゃんと捨て牌くらい読めるんだから」なんか自覚はあったようですよ?wまあ・・・・今回の敵は彼女ではないので、これはちょいと自重しましょうか。
そろそろ御戸開きといこうかついに動き出した衣
おトイレ行っとけばよかったよ~突っ込まん、突っ込まんぞ(もう突っ込んでるw
満月の夜
ブルーツ波を浴びると大猿にry
オカルトここに極まれりな設定ですが
なんかもういいやwあでも
衣「はいてえらおゆえっ」
ちょっとかわいかったw
衣の特性は海底であがるというもの。
「必殺技の類じゃない」とか別にもうどうでもいいよ一さんw
徐々に迫る海底から逃げようとする3人。
このときの三者三様が結構好き。
最初にちょっと書きましたけど
咲は基本的に「自分」しか考えてないかなという印象です。
もちろん相手は見てますけど、彼女たちを利用しようとか彼女たちが何考えてるかを理解しようというのはあまりなさそうに見えて・・・・
それはそれで彼女らしくていいのですけど、私の中にある勝手な麻雀漫画に対する見方がひっかかるのですね。
逆にかじゅは周りを見て使いこなすことができていて、
咲にわざと振り込んで衣の親をけったりとかは
素直にかっこいいと思いましたね。咲の待ちをピンポイントで狙ったりとかいかにもじゃないですか。
部長二人とか、かじゅとか全体的に三年生はこういうオーソドックス(麻雀漫画的な意味で)な打ち手
が多くおりますね。
だから私も好きなんだなあ。
和は自分の持っていたものをそのままさらにのばすという方向に行きましたけど
咲もそういう風になるのか、はたまたこの戦いのなかで別方面に成長するのか。
咲が、かじゅや池田をうまい具合に使うようになったら
結構面白くなりそうなんですけどね。麻雀は勝負であり、また卓には4人いるんですから。
ところで
誰か、差し込んで・・・!
↓
かじゅ 差し込み
↓
咲、吐き気
これはつまり・・・・・つわry
くだらんことを語ってしまたw
今回最初にイーピンであがった衣ですが
イーピンの海底摸月は満貫あるいは役満(一筒摸月)というローカルルールがありましたね。
なんでもイーピンを月に見立てているとか何とかで。
前回のかじゅが決めたリャンソー槍槓(こっちもまあドローカルですが役満なことも)もそうですけど
この辺はそのあたりのネタをわかってやってるのかなやっぱ。
他にも
「現状ルールでは平凡だけど、実は○○ではすごい手」みたいなのを結構見かけた気がしますし
こういうのはさりげなく面白いですね。
衣が南三局であがった「風花雪月」とか南四局で上がった「花鳥風月」とか(いずれも役満ですね・・・・今はもうないけれど)
こういう遊び心は普通に面白いと思います。
あと
五筒開花(ウーピンの嶺上開花)という役満も存在します。
やっぱりあまりにローカルすぎて誰も使ってないと思いますが
咲が五筒でリンシャンカイホウしたことってありましたっけ?
ちょっと気になったりならなかったりどうでもよかったり
だが
加治木先輩の
スク水&ビート板の前ではすべてがかすむぜww結局
「強い」ではないのが残念といえば残念。
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