13日の金曜日ということで、何かそれらしいネタを用意を用意しよう
そう思ったときに聖飢魔Ⅱですよ。
実はねえ、GWの間実家に帰っていたのですが
そこで古き黒歴史?を見つけてしまったのです。
それは聖飢魔Ⅱの自分用ベストアルバム・・・もといワーストアルバムでした。
聖飢魔ⅡのCDは中古、新品一通りそろえている私が、最終的に行き着いたものですね。
その名も
「風林火山」
やっべー
昔の俺、死ねばいいのに・・・
なんだよ風林火山って・・・・・・
とそんなことを思いながらも、聞いてみたらこれがなかなかたまらなかったんですね。
そして、改めて「こういう風に」作れる聖飢魔Ⅱのレベルの高さを再確認したわけですね。
さっそく紹介いたしましょう。
一枚につき13曲(なんで13かは・・・わかるな?)。それが4枚です。
「風」の巻1.OVER TURE~WINNER!~
2.RATSBANE
3.STAINLESS NIGHT
4.空の雫
5.BRAND NEW SONG
6.SAVE YOUR SOUL~美しきクリシェに背を向けて~
7.有害ロック
8.織田信長
9.デジタリアンラプソディ
10.虚空の迷宮
11.MASQUERADE
12.ARCADIA
13.不思議な第三惑星「風」の巻は、その言葉のイメージどおり、明るめのポップな曲、あるいは疾走感あふれる名曲を取り揃えております。
主に中期~後期のポップナンバーが中心。
聖飢魔Ⅱのイメージからはなかなか想像できないかもですが、こういう曲もかけちゃうのが彼らですよね。
後期聖飢魔Ⅱの代表格でもある4、11や
疾走感あふれる名曲の5,6あたりは絶対にはずすわけには行かないですね。
3はちょっと「風」のイメージとは違うかもですが、こまけえことはいいんだよ。
後、8はカップリングでマイナーなほうですが、個人的にははずせないw
そして同じくはずせないのが13。
英語でありながら、全編が日本語に聞こえるという閣下の本領発揮な疾走曲です。
個人的評価:86点「林」の巻1.エガオノママデ
2.サクラちってサクラ咲いて
3.TEENAGE DREAM
4.悪魔の賛美歌
5.GOOD NIGHT MELODIES
6.正義のために
7.白い奇跡
8.地獄への階段(完結編)
9.秘密の花園
10.嵐の予感
11.悪魔のメリークリスマス~完結編~
12.STILL ALIVE
13.OVER TURE~BAD AGAIN~美しき反逆「林」の巻はしっとりと落ち着いた感じの曲で統一。
早い話、聖飢魔Ⅱのバラードコレクションとも言うべき一枚ですね。
正直聖飢魔Ⅱのバラードって、メロディラインはきれいだし、何よりそれを歌い上げる閣下の声が美しいし、
演奏陣もしっかりしてるし、でいうことないんですよね。
個人的ナンバー1は10.
紅白歌合戦出場を果たした7、代表的なバラードナンバーの13はもちろんのこと
6みたいなやさしいメロディにあんな詩を乗っけるのは聖飢魔Ⅱならではでしょうし、
同じくならでは、って意味では4や9なんて、それぞれ、ダミアン、ジェイルの両氏にしか作れないでしょう。
というか9の妖しい雰囲気が好きです。
13曲っていうこだわりはおいときゃいいのに、なんとか13曲に絞ろうとして
「世界一のくちづけを」と「火の鳥」を泣く泣く削ったのを思い出しましたw
「just let me go」も捨てがたかったですけどね。
個人的評価:84点
「火」の巻1.聖飢魔Ⅱミサ曲第Ⅱ番「創世紀」
2.地獄の皇太子
3.蝋人形の館'99
4.アダムの林檎
5.1999 SECRET OBJECT
6.地獄の皇太子は二度死ぬ
7.GREAT DEVOTION
8.HEAVY METAL IS DEAD
9.REVOLUTION HAS COME
10.FIRE AFTER FIRE
11.悪魔組曲 作品666番 変ニ短調
12.THE END OF THE CENTURY
13.EL-DORADO「火」の巻はこれまた字のごとく、激しいナンバーが勢ぞろい。
風、林が「聖飢魔Ⅱはこういう曲を作らせたって一級品なんだぜ!」という一品であれば
この火はまさに「へヴィメタルバンド」聖飢魔Ⅱの真骨頂。
悶絶必死の激アツメタルナンバーが揃っております。
もっとも有名な3はもとより、悶絶疾走曲の2,4,6,8,10
聖飢魔Ⅱそのものをあらわす12、解散時の最後の曲でもある最高傑作13
後、4,5,8,10はイントロ3秒でノックアウト必至です。いやホント。
メタラーならばはずせない、最強の一枚といっていいのではないでしょうか。
個人的評価:94点
「山」の巻1.鬼
2.GLORIA GLORIA
3.BIG TIME CHANGES
4.NEVER ENDING DARKNESS
5.モアイ
6.DOOMS' DAY
7.20世紀狂詩曲
8.赤い玉の伝説
9.恐怖のレストラン
10.野獣
11.THIS WORLD IS HELL
12.THE OUTER MISSION
13.GO AHEAD!「山」の巻はこちらもメタルな感じですが「火」と比べるとより重く、そしてスロー~ミドルなテンポの曲が揃います。
聞きやすさという意味では、あまりなじみのない人には聞きづらいでしょうし、いずれも遅めなので
個人的にも一番聞きづらいっちゃあ聞きづらいです。
が、こういう曲を作らせてもやっぱり聞かせてしまうのが聖飢魔Ⅱかな~、なんて思ったり。
5,6あたりは正直マイナーですが、いずれもいい味出してます。というか6はほかにも収録してほしかったなあ・・・
後は最終教典最終曲、聖飢魔Ⅱ最後の強烈なメッセージをこめた13ははずせんですね。
後はあれだ、ダミアン浜田陛下お気に入りの10も(これは「火」に入ってもいいかとは思いましたが・・・まあその辺のさじ加減は目をつぶりましょうw)
個人的評価:77点
こうやって聞いて改めて思ったのは
聖飢魔Ⅱって本当にいろんな曲を作るし、演奏できるんだな、ということ。
「風林火山」なんていう黒歴史過ぎる名前の私の個人的極悪集大成盤も
聖飢魔Ⅱが重いもの、軽いもの、早いもの、遅いもの、
さまざまな楽曲を製作してきた一級バンドだったからこそ作れたものだと思います。
実際、(私が知ってる範囲が狭いだけかもですが)ほかのバンドでこういうことをしようとすると
たいていどっかで曲が足りなくなったりするものですから。。。。。。
まあなんというか
13日の金曜日だから
こんな話をしてみましたって言う
それだけの話。
なんというか黒歴史掘り起こしただけな気もしますが
それはそれでいいんですよ
一回うちにあるメタルなCDで同じようなことやってみようかな~
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